守秘義務について(色恋沙汰のあれこれ)
こんばんは。
僕は公務員である。
いまだ、ブログの中で公務員らしいことは言っていない。
仕事について書くこともほとんどない。
それはなぜか。
公務員の守秘義務。
守らねばならないことだからだ。
業務に関わる一切を口外してはいけない。
個人情報にも関わる。
しかし、相手側から請求されれば、公務員はクリアーな状態でいなければならない。
開示請求である。
明白であり、潔癖であり、信用され、嫌われる。
そんな仕事が公務員であると言えよう。
本当に公務員を目指して良いのか、ちゃんと考えるべきです。
こんなことを話したいのではない。
守秘義務に関するお話。
最近立て続けに、
僕のせいにして、人の秘密を話す人が増えている。
「○○(僕の名前)に聞いたんだけどさ~」
当然、僕は言っていない。
言っちゃいけないことと、言って良いことは、当事者が話している様子でわかる。もしくはちゃんと確認を取る。
そういった信頼関係のもとで行動しているのに、どうしようもないクズのせいで僕の信用が落とされる。たまったもんじゃない。
大勢のいる飲み会で隣に行き、
「最近どうなの?」で探りを入れて、耳を近づけて、「ここだけで教えてよ」と言うと9割の人間は話してくれる。自分の思っていること、起こったことを。
人間は話したがりな生き物なのです。
自分で話しておいて、秘密がばれると怒る。説明責任を果たせと言う。
最近の僕の悩みは、人の秘密を知りすぎて、どこのだれがそれを知っているのか把握できていないことです。
根本的な話をすれば、
"話さなければ良い"
ということだ。
自分の秘密をべらべら話して、それは自分だけの問題なら良い。
でも、こういう話のほとんどは色恋沙汰の話だ。
つまりが相手がいる。
自分の秘密を話すってことは、関わった相手に対しても迷惑をかけるってことに繋がる。
時々、言わなければいけない空気で言ってしまったという言い訳をする人がいる。
それは違う。
言いたくないことは言わなくて良い。それを強要する人とは即座に関係を断つべきだ。
僕は心がけている。
気持ち良くその人が自分の話をできるように。
いくらでも聞くし、いくらでも質問する。
そしてそれを無下にだれかに話すことはない。
話す相手を間違えなければ、だれかに知られることもない。
僕はいまだに言っていない友達の秘密を抱えている。
それは重荷だなんて思ってないし、それが当たり前だって思っている。
僕は極力自分の話をしないようにしている。
だれも自分の話には興味がないっていう被害妄想ももちろんあるけど、それ以上にみんな自分の話をしたいんだって思う。
僕の話で時間を取ってしまうよりも話したいことを話したいように話してもらうのが一番良いと思う。
ありがたいことに、何かあれば僕に報告してきてくれる人もいるし、時々会ったときにまとめて話してくれる人もいる。一時はわざわざ連絡をくれて話に来る人もいた。
それが良いことか悪いことかなんてわからないけど、それって一応多少の信頼が存在しているからなんじゃないかなと思うんだ。僕はそういうのを大事にしたい。
時々、自分の話をしたいって思うときがある。でも、聞いてくれる人はいなかったりする。自分の話をしていても、相手が自分の話をしたそうにしているから譲っちゃうんだよね。
少なからず、僕が話を聞くことで救われる人がいるのなら、
それはとてもうれしいことで、
生きている意味って言っても良いぐらいです。
人の話を聞くというのは、そこに責任が発生するもんで、
それを背負えないやつに人の話を聞く資格はないんだと思う。
僕は、僕なりに25年生きてきて、そういうことを感じた。
話してくれる意味を考えて、
自分とあなたの関係を考えて。
僕もいつか、そうやって気兼ねなく話せる相手を見つけたいし、
僕はだれかのそういう相手になりたいと思う。
少しお酒を飲みながら書いたのでばらばらかもしれない。
最近、秘密がばれて、僕を責める連絡が数件あったので、
こういうことを書きました。
信頼って築くのが大変なのに、壊れるのは一瞬。
難しすぎて、踏み込もうとも思えないよ。
風邪を引かないように、元気じゃなくても毎日を過ごしましょう。