『公務員は他趣味』

新社会人が全力でいろんなことを書く。

大学院生になったからって、簡単に成長できると思うなよ。

ほんと激おこぷんぷん丸だよね!あきです。

たぶん、安易に大学院に進む理系大学院生がいるのがいけないでしょう。

 

もし、理系大学生が、そのまま大学院に進むことを考えていたらちょっとだけ待ってほしい。

そして、理系大学院生って普段何してんの?と思ってる人もちょっと待ってほしい。

少しだけここで書こうと思う。

 

今の大学全体の風潮として、

理系の学部に入ったなら、院まで行ってストレートでも24で社会に出るのが当たり前という世の中になっている。僕も院まで行っているし、後輩たちも9割は院に進んでいる。

全体としては(僕の通っていた大学のデータ)7割の理系大学生が大学院という道を選択している。

 

まず、初めに誤解を招かないように、理系というものを理学系と工学系に分類する。

白衣を着るのが理学、着ないのが工学としよう。(実際はこれでは分類できないけど、イメージを持ちやすいようにこうします)

 

次にみんなが抱いている理系へのイメージ

・白衣

・童貞

・徹夜

・ぼさぼさの頭

・チャックシャツ

・アニオタ

童貞

・パソコンに詳しい

・理屈っぽい

・教授からの雑用のお願いが研究よりも多い

童貞魔法使い

・コミュ力が低い

・就職が楽

・パソコンの背景がアニメキャラ

 

こんな感じではないだろうか。いくつかは当てはまっている。ああ、そうだ。わかるわかる。

僕自身は工学系なので、さらに1つの研究室にしか所属していないからそこでの実態を書いていきたい。

 

1.研究室に入れば勝手にテーマを与えられて、勝手に道筋を決められて、いつの間にかできるようになっている。なんてことはまったくない。

所属していた研究室では、まず先生からの拘束力が圧倒的に小さかった。やることやっていれば何していたって良いし、いつ学校に来たって良い。というスタンスの元、各自の判断に任される。終わらなければ徹夜をすれば良いけど、僕はしたことがない。

何がわからないのか、何をしなければいけないのか、いつまでにやらなければいけないのかetc…

それは適宜先生と打ち合わせしながら研究を進めていく。その中で当然「○○のこのデータがうんたらかんたら」とは言われるけど、それは助言だ。ありがたいことだ。

 このやり方は本人の意思によるものが大きくて、成長の度合いは本人の問題になってくるのがわかるよね? え、わからない? そしたら院には行かない方が良い。アニメ見て2年間過ごすことになるよ。(それはそれでうらやましい…)

 

2.理系の大学に入って、院に進んだからと言って就職が楽になるわけではない

 なぜ理系(僕は工学系なので今回は工学に限る)の就職率が良いのか。単純にそれだけを言うならば、先生からの推薦が大量にあるから。就活せずに早い段階で決めれば先生からの推薦で面接1,2回すると内々定がもらえる。その場合、内々定を断ることは信頼関係の問題に繋がるから許されない。だめだったときも最終手段として先生からの推薦で就職する人もいます。

「そんなのずるいじゃん!」「自分の力で内定を掴まないと実力じゃない!!」

 ええ、その気持ちわかります。

 でも、その推薦で通るのもなかなか難しいのですよ。何人が推薦を取りたいと思いますか? 競争率を考えてください。たった一つの枠に対して、仲間と争わないといけないのです。

 では、本題へ。就職は楽になるわけではない。でも、理系が就職できる。これは1で話したように自分の力で成長することができた結果なのです。

考える力、解決する力。数年かけてそれを養って何度も失敗してやり直すということが自分の自信にも繋がりますからね。

 

3.理系の学生はコミュ力が高い

 これはけっこう勘違いされている気がします。

 言っておくけど、僕らは非常にコミュ力高いよ!だってそうしないと何も進まないもん!! 人と話せないで、研究室生活や共同研究なんてできるはずないじゃん!苦痛だよ苦痛!

 そうなんです。

 僕らはただ研究して、まとめて、レポート書いて、論文書いてで、終わりではないのです。それを発表したり、伝えたりしないといけないわけです。格好良い言い方をするとディスカッションするでしょうか。 

 話すことが主なのですね。

 僕の所属していた研究室では、普段教授2人に対して、15人ずつ別れた2つの研究室で成り立っています。そこでも飲み会はある。さらに月1回2,30人の学生と先生たち全員が参加する飲み会が開かれ、時々外部の人も来る。先生たちの記念事業の時は準備や懇親会の準備、参加あり。(本当に時々ね)

 さらにそれぞれ研究室以外に友達がいて、共同研究者がいて…という風に理系というのは話すことが非常に多い分野です。

 就活の面接って自分発表だよね? 今まで教室の後ろで授業を受けているふりをして、アルバイトしかしないで生きてきたやつと理系院生では、違うのは当たり前。発表ってのは相手に伝える力、納得させる力、理解させる力が必要です。これを養うには実戦しかないのですね。人前で話すことはこの3年間でかなり上達したんじゃないかと思いますが。

 コミュ力ついでに外見の話も。ぶっちゃけチェックシャツの割合はかなり多い笑

 2,30人集まれば、4人は同じようなチェックを見かけます。理系御用達のチェックシャツ専門ブランドでもあるんですかね。(あるなら教えてください)

 

 

 

3つ書きましたがどうでしょう。理系大学生は院に行こうか決めましたか?

ちなみに童貞の話ですが、大学時代に卒業できなければ、院では卒業はほぼ無理です。ご愁傷さま。でも、理系の人って知識が豊富で(偏ってるけど)コミュ力もあるしモテるんじゃないの?(笑いをこらえながら)

 是非とも学部卒業までに童貞を卒業したいところです。

 冗談です。

 

 

 なんだか、就職の話も重なって非常によくわからない内容になってしまった…。まだまだ構成力が足りませんね。精進します。

 とりあえず院に行けばどうにかなると思わないでほしいってことです。

 だって、2年無駄にするより、働いて金稼いだ方が良いじゃん。

 あとその2年で研究だけするのもかなりもったいない使い方だと思う。

 ただ、研究室生活は楽しい。

 毎月の飲み会はもちろん、ボーリング、フットサル(練習や大会)、BBQ、旅行としたりしたんで。

 

 

 どっちの選択も、選択で、それを自分で選んだかどうかが大事なこと。

 どうせどっち選んでも何かしらの後悔はするんだから。

 選ばされて後悔するより、選んで後悔したいよね。

 あ、また写真ない。

 

 雨風強いです。気をつけて。