『公務員は他趣味』

新社会人が全力でいろんなことを書く。

残り全部の命を使っても、まだ生きていたい夜の話

こんばんは、あきです。

7/17 tacicaのニューアルバム「HOMELAND 11 blues」が発売しました。

そのアルバムには先着?でミニライブの整理券がついていました。

タワレコの指定された店舗でアルバムを購入した人にだけ与えられるもの。

僕はすぐにアルバムを予約し、店着日に購入。

7/24 tacicaのミニライブが渋谷タワレコB1F「CUTUP STUDIO」で行われました。

 

18:00

渋谷タワレコに到着。どこに並べば良いかわからずとりあえず階段付近へ。すでに人は集まっていて、ここにいる人たちがみな、tacicaの音楽を聴くのかと思うと楽しみ。

 

18:30

開場。整理番号順に階段に並ぶ。B1Fから5階まで。アルバム1枚につき1枚の整理券が配布されるため、友人と来ていた僕も入場前は1人で列に並ぶ。

スタッフ「周りの方と番号を確認し合って並んでくださーい」

みんな番号を確認し、静かに並ぶ。孤独である。

僕は並んでいる途中に、番号が次の人に話しかけ孤独を緩和した。ありがとうございました。赤いショルダーバックの女の子。これからたくさんtacicaのライブに行ってください。

入場したら先に入っていた友人と合流。ミニライブというからどんなものかと思ったら普通のライブハウスと変わらない。そして距離感。近い。緊張。

 

19:00

おなじみのSEでtacica登場。盛り上がる会場。

猪狩さんが右手を挙げる。音が鳴りやむ。

ベース音。小西さんの音。

1曲目は"vase"

tacica初参戦の人がどれぐらいいたのかわからないけど最初の方はみんなただ立って聴いていたという印象。

 

「ミニライブだとか、ツーマンだとか、ワンマンとか関係なくおれたちは常に本気だから」

 

途中でのMCでこう言った猪狩さんはいつものライブのように汗をかいて、絶対に喋らない小西さんはいつものように笑顔でベースを弾き、恒例行事になっている自分のコーナーを持っているトシくんはいつものようにバンドを支えていた。

 

2曲目は"Co.star"

アルバム聴いて思ったのは

「歌詞が変わったな」ということ。

ライブで2回聴いたときとは歌詞が変わっていた。

でも、イントロを聴いた瞬間に体中の細胞が聴覚を持つように澄んでいたように感じた。

 

3曲目は"newsong"

ナルトの主題歌。アルバムに唯一収録されているシングル曲。

アルバムの中ではなぜだか他の10曲と違うように聴こえる。

たぶんこれだけポジティブに聴こえるからだ。

この時にはみんな手を挙げたり飛びはねたりしていた。とても楽しい。

 

Fool's Gold、DANと曲は続く。

綺麗なギターと心地よいベース。

 

客「小西さん喋ってー!!」

猪狩さんが無言で首を振る。

猪狩さん「小西は切り札だよ?」

 

「おれは友達といたら喋らない方なんだけど、ここだから喋ってるんだからさ、おれもがんばってること知ってほしい」というようなことを言っていた猪狩さんは本当に話すようになったと思う。

ワンマン初参戦したとき、ありがとうしか言わなくて、ほんと話すの苦手なんだなって思ったぐらい。

 

恒例のトシくんのグッズ紹介も少しあった。

客「立ってー!」

トシくん「立ちます」

癒し!!!!

 

週の真ん中水曜日だとか関係なく僕は右手をあげ続けた。

猪狩さんの絞り出すような声、何かを聴く人に背負わせる歌詞、tacicaになくてはならないベースとドラム。

 

 

アルバムの曲をやって、最後に待っていたのは

人鳥哀歌。

 

イントロが流れた瞬間に歓声があがる。

体は勝手に動く。

 

そしてアンコールは"HERO"

 

最後の最後にこれはずるい。

会場は一体となって、

感動を音を共有した。

 

たったの40分。

でも、本気の40分。

アルバムの曲たちをこの狭い空間で耳にすることができたというのが

幸せであると言うことだし、

本気をこれほどまで誠実に表現するバンドも少ないのではないか。

それはきっと言葉の少なさが際立たせているのだと思う。

 

次の日の仕事は右腕が重かったし、なんか腰も痛かったけど、

それはこの日に、この場所で、ライブに参加したという証なのだと思った。

 

ツイッターで良くtacicaの話をしています。

フォロワーさんも何人か、たぶん5人ぐらいいたと思う。もっとかな。

そういった人たちは当然顔もわからないし、他人ではあるけれど、

同じものを見て感動した仲間であることには違いない。

その感覚を大切にしたい。

次はロストとのツーマン。

参戦する人、よろしくお願いします。

 

 

ちなみに、入場前に階段でお話をした赤いショルダーバックの女の子とツイッターで感動の再会。感動かどうかはさておき、そういったことが面白いなって思った。

 

そして今日も水曜日。ちょうど1週間前の出来事でも消えていくものはあるってことがとても寂しい。

でも、だからこそ大切にしようと思う。

憂鬱は、それまで楽しかった証だと思う。

11 blues。

社会人になってから新しく聴いたパッケージCDについてのお話

こんにちは、あきです。

 

僕の趣味の中に「音楽」があります。

演奏はかじるぐらいですが、CDを聴いたり、ライブハウスに足を運んだりします。

社会人になってからはお給料も入り、ほしいCDを比較的簡単に買えるようになりました。

そこで今回は4月になってから、つまり社会人になってから聴いた配信のものを抜いたCD(シングル、アルバム、ミニアルバム)について書きます。それほど多くありません。基本的にtacicaというバンドに依存していますので笑。

※)あくまで僕が4月以降に聴いたものであってリリースは少し前だったりだいぶ前だったりします。

 

・ねえママ あなたの言うとおり/amazarashi

 某動画配信サイトが初見。演奏もさることながらMVに驚きを隠せなかった。それが1~3月ぐらいにCDをレンタルして聴いていて、4月にこのアルバムが出たので購入。2人組なんだけどライブでは5人編成だったかな。ジャキジャキのロックではなくてどう表現すればわからないけど、ロックというものが「何かに対する主張」なのだとしたらamazarashiはロックだと思います。個人的にはパーフェクトライフの間奏が一番好き。そして歌詞の最後。

「出会いと別れにただ泣き笑い それだけの人生か

でも

それだけあったら失敗じゃない 僕らの人生は

完璧な人にはなれないけど 完璧な人生」

 

アノミー/amzarashi

ライブに参戦した時に、このアルバムだけ持っていないことに気づいて友人に借りて聴きました。アノミーだけはMVを見ていたので知っていたけど、他の曲も良かった。

特にさくらとピアノ泥棒。

ピアノが綺麗で、ボーカルの声となじんで聴きやすいんだけど歌詞にはきっととても深い意味があるんだよ。ピアノ泥棒は、物語のように言葉が紡がれています。

中野のアーケードを歩いていたら、名品を見つけて「あれさえあれば誰よりもうまく弾ける」って行動におこしちゃうんだよね。っていう嘘か本当かわからないことを語るピアノ弾きのステージの話。

上半期一番はまったバンドかもしれません。

 

・jibun/tacica

tacicaのミニアルバム。tacicaは2007年ぐらいから、つまり大学に入ってすぐから聴くようになったけど、自分を明確に感じとったのはこのアルバムが最初な気がしてならない。時々「大勢の中の1人では嫌だ」というような表現が歌詞の中に出てきて、それを顕著に感じとったものだと思います。

CAFFEINEからRAINMANの流れは感動もの。いつも言っているけどtacicaは雨の日や曇りの日に聴きたいなって思う。生と死をこれほどまでに歌っているのはきっと何かボーカルの猪狩さんの中にあるのだと思う。ドラムの坂井さんが病気で活動が止まって、復活後のシングルが「命の更新」だった。

ちなみにこのミニアルバムは受注生産でアナログ盤も出ました。予約された分だけ発注でジャケットにはシリアルナンバーがつくので唯一自分だけのものです。もちろん買いました。

 

HOMELAND 11 blues/tacica

またtacicaです笑。7月にリリースされたばかりのtacicaの4枚目のアルバム。猪狩さんはインタビューで「音楽のジャンルのブルースではなくて、憂鬱のブルー」という意味でタイトルをつけたという。聴いてくれる人を信頼しているからこそ憂鬱を歌詞にできたという。でも、最後にはちゃんと細やかな希望や光が見えるのですね。僕からすると今までもけっこう憂鬱な歌詞じゃなかったかなと思ったりもしました笑

Fool's Goldが特にそうだと感じました。

このアルバムについては1曲ずつ言いたいけどいつかやります笑

 

・ランバージャック/cuckoo(クーク)

クークと読みます。このバンドとの出会いははっきり言います。ツイッターです笑。趣味の1つに「アニメを見ること」ってのがあるのですが、相互フォローしている人と時々アニメの話をしていて、その人がこのクークのボーカル大島さんでした笑。ネットで何曲か聴いて、良いなぁと思っていたところライブに行かせてもらえることができて、下北に向かったのが最近です。

ランバージャックのきらきらしたギターが心地よくて勝手に体が動きます。そして歌がうまいです。そのライブで買ったCDがランバージャックです。またライブ行きたい。「るーららーるーららー♪」

 

・Me No Do Karate./[Champagne]

シャンペインと読みます。ロックバンドですよ。これこそロックバンドですよみなさん。なんだろうイギリスのロックっぽいっていうの? 僕はそこらへん全然詳しくないのですが。日本らしくはない、間違いなく。

このアルバムは4枚目のアルバム。1曲目のRiseが何よりも素晴らしくて、壮大で、これを1曲目に持ってくるのはもったいないんじゃないかなって思うぐらいでした笑。バンドの夢が「世界一のバンドになってグラストンベリーヘッドライナーを務める」というすごく大きいもので、これこそ夢だなぁと思って、夢を実現するのは思い込みであると思っている僕もびっくしました。

 

・Dawning/9mm Parabellum Bullet

今や9mmと言えば「ああ、あのバンドね」って多くの人が思うと思う。毎回Mステでのパフォーマンスは圧巻ですね。ライブの方がすごいけど。最近ではメトロックで最善に飛び込んで次の日後悔しました。

6月にリリースされた5枚目のアルバムです。そういえば、改めて聴いていて思ったんだけど、初期のころよりもカズのシャウトが減って、滝のコーラスが増えたような気がしました。

"Answer and Answer"や"ハートに火をつけて"というシングルの曲が最高に踊れる。特にハート~はカラオケでみんなで騒ぎたいぐらい良い。

 

・BIRTHDAY/Claris

"俺の妹がこんなに可愛いわけがない"や"魔法少女まどか☆マギカ"でおなじみのクラリスの最初のアルバムを借りました。このときは中学生で、今では高校生になったみたいだけど声の質が年上のお姉さまにしか聞こえません。すごく歌がうまい。このアルバムでは恋磁石という曲が好きです。メロディと声がたまりません。

 

・claire/花澤香菜

いつかこのアルバム聴きたいと思っていたんで借りました。買えば良かったと後悔。

僕個人の話ですが、顔が可愛いといかおっぱいが大きいとか足が細いとか髪型が好みとか言う前に聴覚が反応してしまうのです。声が僕の中に占める割合が大きいです。シュタゲのまゆしーの声がかわいすぎて、花澤香菜にあたって、まだまだにわかです。

最高の癒し効果があるので疲れている時にはこれを聴きながら「花澤香菜と付き合う妄想」をしています。具体的には「言いよってくる男がみんな声優としての自分しか見てくれない」という彼女の悩み相談から始まるという壮大なものです。この話はまた今度します。

 

・Reach to Mars/FoZZtone

フォズトーンと読みます。結成10周年。6月に発売されました。フォズトーンは出すアルバムによっていろんな音楽をやってくれてフォズトーンを聴くだけで多くのものを知ることができると思います。ボーカルの歌のうまさ。シャウトも普通に歌うのも優しく歌うこともなんでもできちゃう印象。まだ聴きこんでいないのでこれから聴き込みます。最後のReach to Marsが軽快で良い感じです。

 

BUMP OF CHICKEN Ⅰ[1999-2004] BUMP OF CHICKEN Ⅱ[2005-2010]/BUMP OF CHICKEN

初のベストアルバム。最近ライブに来る人の中には天体観測を知らない人もいるとのこと。それってつまりガラスのブルースやタイトルオブマインとかも知らないってことがあるんだよね。初期の名曲を耳にしないまま、最近の回顧モードのバンプだけを心に、ライブに来るわけだと思います。それはもったいない。そういう人のためにもオススメです。もちろん最近バンプ聴いてねえなぁ。って人にもⅡだけ買えばわかるようになってるから便利ですね笑。

こうやって並んでいるのを見るとシングルカットされたりアルバムの曲だけど人形劇になったりとシングルでも問題ないほどの破壊力を持った曲が多いってことだと思う。

このバンドは4人が気持ち悪いぐらい仲が良いってこと。4人でなかったらだめなんだろうなって関係がとてもうらやましくも思う。その信頼関係がバンプというものを作っていると思う。藤原が作るのを他が待つってスタイル。他のバンドならきっとこうはできなかったようにも思います。

でも、最近の不安はこのリリースの早さ。他のバンドだったらそうは思わないんだけど、アルバムペースが3年で慣れてしまうとシングルのペースも早いし、何か嫌な予感があったりもします。ええ。

 

 

以上です。長かったです。休みに日に何をしているんでしょうか。でも、これでちょっと興味持ってくれると嬉しいですね。本当に嬉しいです。

 

僕はライブに行くことも好きなのですが今後毎月ライブがあるので楽しみです。

7/24 tacica(渋谷タワレコインストアライブ)

8/9 BUMP OF CHICKEN(QVCベストアルバム発売記念ライブ)

8/28 tacica、LOST IN TIMツーマン(渋谷O-WEST

9/7 FoZZtone(赤坂ブリッツ)

9/8 Mr.Elephants(吉祥寺のカフェ?)

11/24 tacica(横浜Bay Hall)

9/8は友達のバンドです。行けたら良いです。

人と心を通わせることのできる距離

こんばんは、あきです。

 

私的な話ですが、この4月から社会人として働いています。

3月までは大学院生でした。同じキャンパスに6年間通い、最後の3年間は同じ人と会っていただけでした。

心地よい距離感を多くの人と築き上げることができたと思う。

本音で言い合う人もいれば、うわべだけの付き合いもある。

今まではそれで良かったんだけど、今、僕は社会人である。

4月から毎日のように知らない人と会っている。

 

 

僕の友人で最近初めて彼女ができた人がいる。

ある夜僕に電話をして「彼女ができたからお前と計画してた飲み行かなくてもいいや」と言った。

僕の頭には「?」という記号が浮かんだ。

なぜ彼女ができて飲み会を断るのか。

女の子と楽しく飲みたいという友人の申し出を組んで動いていたのに。

ああ、そうか。最初から彼女をつくる目的の飲み会にしようとしていたのか。

僕は10年来の友人に初彼女ができたことを純粋にうれしく感じつつも、

その対応は失礼極まりないのではないかと正直思った。

 

「お前に言ったのが初めてだわ笑。あー、おれこれからどうすれば良い?」

これからきっとたくさんの苦しさが待っているはずです。

でも、やっぱりおめでとう。

 

一方、まだだれとも付き合ったことないと不安さを露わにする女の子。

「彼氏ほしいけどどうすれば良いんだろう…」

「恋してる自分に酔ってるだけじゃないの? 白馬の王子様なんで現れないからね? 自分の現在地を知るべきだと思う」と僕はまくしたてた。自分のことは棚に上げてね。

 

文章がまとまりません。

 

色恋沙汰というのはどんな場面でも話のネタになるので、多くの人はそれを語りたがる。

幸せなことは自慢したいし、不幸なことは慰めてほしい。

当たり前です。それで良いです。

 

人を好きになる素晴らしさを知ってそれを僕に強要してきた友人。

好きな男と付き合えるかわからない状況を悩んで悩むことに酔っている友人。

初めて彼女ができて周りが見えなくなった友人。

愚痴という名の惚気で、素敵女子アピールをする友人。

 

 

みんな好きだ。

人間らしくて愛らしい。

 

そしてその話をしたあと決まってこう口にする。

「そっちは最近どうなの?」

 

本当に聞く気もないくせに、

変な義理を感じて、

音として発するだけ。

もっと自分のこと聞いてほしいのを必死に隠してね。

 

例えばこういうときに僕がどんな話をしても、

伝わらないし、届かない。

自問自答の半分の意味もなさない気すらする。

 

 

そうそう。

僕が人の話を聞くのは、

自分が良い人と思われたいだけ。

そして自分の話をしないのは、

だれも聞いてないから。

というより、僕が本気になって話しても、

そっちが本気で話してくれないじゃん。

何かを感じ取って僕が喋っても、

あなたたちは目の前の楽しいことだけで満足しているじゃん。

じゃあ、僕が何を言っても無駄。

良かったねって音を出すだけで良いわけです。

 

 

自分の話は控えて、笑顔で人の話を聞いていると、

いつの間にか良い人ってことになって、

聞いてもいないことを語りだす。みんな。

 

自分語りが一番楽しい。

僕は戸をノックするだけ。

 

こんにちは。

暇だったので来てみました。

 

もしかしてだいぶ痛い文章になっている?

半分本音で半分ネタのお話。

かばん一杯のありがとうのたった一つがほしかった。

6/1

例年よりも3日早く梅雨入りした東京は渋谷で本日の公演が開催されました。

f:id:aki-animo:20130601145333j:plain

 

amazarashi LIVE TOUR 2013「ねぇママ あなたの言うとおり」追加公演

 

1年前ぐらいかな。どこで知ったのわからないけどamazarashiを知った僕は某動画サイトなどでamazarashiを聴いてみました。

その時は「なんだろうこれ。微妙だなぁ」と。それから数カ月して改めてこのバンドの曲を聴く機会があった。耳にした瞬間にやってきた後悔。

 

なぜあの時僕はこのバンドをスルーしてしまったのかと。

気持ちが違うからなのかどうなのか。まったく違って聴こえてしまった。

そのメッセージ性の強い歌詞。絞り出すような声。そして映像。

僕の中でそれは重く、そして冷たく、暗いものでした。

でも、光って見えた。なんだその矛盾。でも、そう感じました。

 

出会いの話。

 

会場は渋谷公会堂

f:id:aki-animo:20130601145218j:plain

 

全席指定席です。

 

15:15分。予定よりも遅れて開場。

スーツを着たスタッフがグッズ売り場と会場をアナウンスする。

入場するとピンバッジをもらえた。

f:id:aki-animo:20130601152353j:plain

雨曝し。感じだとこうだね。

 

なぜか前の方に並んですぐにグッズを買うことができました。

今回は最初のライブということでPVでも出てくるキャラクターのストラップを購入。

f:id:aki-animo:20130601152410j:plain

 

 

会場の写真は当然撮ってはいけないのでありません。

しかし、公会堂とうこともあり、しっかりとした椅子にゆったりと腰掛けることができた。

開演までだらだらとする。

 

16:10を過ぎたころ。

会場のアナウンス。

「本日は~」

さらに少しして暗転。

 

 

噂には聞いていました。

映像と音を組み合わせたライブだってこと。

演奏者の顔が見えないようにスクリーンが前に貼ってあるってこと。

でも、想像以上でした。

圧倒されて曲ごとに起こる拍手はライブと単純に言って良いものかと疑う雰囲気。

僕はため息が止まらなかった。感嘆のため息。

セトリ。

f:id:aki-animo:20130602194103j:plain

 

MCはなし。

ありがとうってだけ。他の人も喋らない。

こんなに言葉を欲したライブも初めてです。

ただ映像と音が場内に響き渡って、それが繰り返す。

幸せだった。

 

歌詞が辛辣で闇の中だとは思いながらも光が見えるよう。

ボーカルの人の声がさらにそれを思わせていると思う。

映像では歌詞がでる。

ライブではその歌詞をいくつか間違えていたし、声が出ていないところもあった。

でも、聴いている人には言葉は届いているし、歌詞が違うことは関係がない。

僕らはCDを聴いているんじゃない。

生演奏を聴きに来ている。

改めてそう思った。

このバンドには価値がある。僕の中で価値がある。

ライブを聴きにくる価値が、曲を聴く価値が。

 

僕自身にはいったいどんな価値があるのか、とても考えた。

答えは出なかったけど、その日は考えていた。

だれかに必要されることが勝ちなのか、愛されることと同義なのか、

愛こそすべてなんだろうか。

 

 

最後に悲しいこと。

会場内は撮影禁止。それは当たり前。

でも、いました。

終演後にスクリーンに映っているものを撮影する人。

本当に悲しいと思う。

ファンがバンドをだめにするってことを自覚した方が良いです。

座って見れるからなのか、ライブにあまり行ったことのない人もいたんじゃないかと思う。

最低限のマナーを守って楽しむことがなによりも重要だ。

それだけが悲しかった。

 

amazarashiは最高だった。

そんな陳腐な言葉で終わりにしよう。

久しぶりに書いたけど、何を書けば良いかいまだにわからない。

 

 

GW旅行の話

今日は本当に日記のようなものを書こうかと。

こんにちは。あきです。

 

GWの3日と4日を使って、友達と旅行に行ってきました。

行き先は日光。

小学校だか中学校の修学旅行で行ったのが最後、すべての記憶は消え去り、

見ざる聞かざる言わざるの3精神を胸に生きてきた僕の心は日光の風景を欲していました。

本当の目当ては温泉です。

 

いざ、出発!!

f:id:aki-animo:20130503094148j:plain

 

顔は隠してもらいましたが、この冴えないやつら含めて4人で旅立ちます。

 

7時出発。

前日飲み会があったにも関わらず6時50分に集合場所に着く僕は、

本当に偉いですね。(集合は6時半)

 

GWと言うこともあり、予想通り渋滞。

しかし、テンションだけは高くしようとする僕ら。

f:id:aki-animo:20130503075354j:plain

 

腹立つ顔をしています。

 

渋滞の車内の中「ドライブあるある100個言うまで次の話題にいけない」「バンド名しりとり」などで盛り上がりました。

 

初日の目的地は東武ワールドスクエア!!

13時着です。

人生で初めて行ったけど面白いです。

特にヨーロッパゾーンが最高でした。

国によって色々な建物があって風景があって、

世界を旅してみたいなって強く思ったりしました。

f:id:aki-animo:20130503131131j:plain

f:id:aki-animo:20130503134617j:plain

f:id:aki-animo:20130503141642j:plain

 

で、ホテルへ。

GW間際に予約できたホテルで不安だったけどまずまずです。

f:id:aki-animo:20130503171918j:plain

各々動く。

ご飯派しゃぶしゃぶの食べ放題。年齢を忘れさせる食べっぷりで肉を食らい、苦しさで動けなくなりました。

 

夜は温泉に浸かり、トランプで交流を深める。

ババ抜きと大貧民。

本当にしょうもないですね。中学からの付き合いだと何やってても楽しいから良いんですけど。

当然敗者と勝者には差別を与えなければなりません。

 

神聖なる罰ゲーム1

f:id:aki-animo:20130503211307j:plain

2人とも良い顔をしています。

ちなみにどちらもドMです。

 

神聖なる罰ゲーム2

f:id:aki-animo:20130503205424j:plain

ただ滑るという精神的ダメージの溜まる罰ゲーム。

 

その後やることがなくなり、アナザースカイでラモスの良い話を聞いて、

睡魔の限界が来て就寝。

 

2日目は7時起床!

二日目の目的はいろは坂を頭文字Dばりに攻めて中禅寺湖を目指す予定。

 

その前にホテルの近くにもみじ谷大吊橋という歩道橋があるということでそちらに向かう。

いざ出発!!

そして到着。15分で到着。

 

f:id:aki-animo:20130504092431j:plain

f:id:aki-animo:20130504093955j:plain

f:id:aki-animo:20130504095145j:plain

 

良い景色。

橋の真ん中は揺れる揺れる。高所恐怖症の僕は震えながら渡りました。

ソフトクリームを食べながら。

 

そしていろは坂を攻めるってところで、驚愕の事実。

車がまったく進みません。

そうです。渋滞です。

 

僕らの選択は、そう。

諦めです。

 

引き返して宇都宮に行き、餃子を食らい、佐野のSAでラーメンを食らい、

時間があるんだから下道でナビなしで帰ろうと無謀な挑戦をして、帰りました。

f:id:aki-animo:20130504172705j:plain

群馬県のとあるセブンイレブン。

見えにくいけど「WELCOME」の文字が。

そうまでしないと客が来ないのかグンマー。

 

総括

楽しかった。気の合う仲間だからいつも通りだらだらできるし、行き当たりばったりでも何が起こっても楽しいし、また旅行行きたいかなと。

最近はブログのネタが頭に思い浮かんでは消え、思い浮かんでは消えという状態で、もう少ししっかりと頭に残していきたい。

5月になって1年の1/3が終わっても何にも変わらないので、

変わらないってことは変化の前兆だとポジティブにとらえたい。

 

GWが休みじゃないのに、2連休を申請してくれた友人たちに感謝。

 

今日はこの辺で!

CDは売れないけど、良いものは毎日どこかで生まれている

もう少し適当に書いていこうと思います。

あきです。

 

今、CDは売れません。

多くのアーティストがこれに頭を悩ませて、1人また1人と音楽の道を諦めていきます。

なぜCDが売れないのかをここで議論してもまったく意味がない。

僕は音楽関係者でもなければ、バンドマンでもない。CDの売り上げは何も影響しない。

 

本だってそう。

利便性が向上した今の社会で、電子○○というものがとても多い。

ダウンロードができちゃう。

手元にものがなくても手に入ったことになっちゃう。

明らかにそっちの方が安いし、便利だ。

僕はそれには賛成だ。ものを減らせばエコにも繋がる。

ただそこで僕はタイトルの言葉を言いたい。

 

「良いものは毎日どこかで生まれている」

 

「必ず」という言葉をつけても言いすぎではないかもしれない。

今の人たちって時間に追われ過ぎてて、しかも情報過多で、正確な情報をうまく手に入れられない。

だから「みんなが良いというもの」や「大々的に薦められてるもの」を選ぶ。

そして手に入れることが簡単なものを選ぶ。

 

売れないものはつまらないもの。

売れているものが良いもの。流行っているもの。

 

そうやってみんなの頭の中に植えつけられているんじゃないか、と。

でも、

確実に良いものっていたるところで生まれていると思う。

売れてなくても。

世に出てなくても。

 

正面だけじゃなくて、

側面、裏面、そして内部まで見ていかないとだめなのかなって思う。

 

 

偏見と流行りで固められた自分の趣味なんて面白くもなんともない。

それを趣味と呼んでしまう心のゆとりのなさに反吐がでてしまいそうになりませんか?

少なくとも僕はなる。

取捨選択。

いくらでも、選んで、決断したい。

周りの評価と自分の評価を比べる必要がどこにある。

その違いを楽しむことができなければ、それは趣味と呼べないと思う。

 

すべてに共通すると思うけど、

否定から入るのは良くないよ。

吸収しろ。

それで受け付けなかったら流せば良い。

 

そんな暇はない?

そんなつまらない人間になるために、

いったい何に時間を費やしているのだろうね。

 

 

<!--[if gte mso 9]> <w:LsdException Locked="false" Priority="62" SemiHidden="false" UnhideWhen

大学院生になったからって、簡単に成長できると思うなよ。

ほんと激おこぷんぷん丸だよね!あきです。

たぶん、安易に大学院に進む理系大学院生がいるのがいけないでしょう。

 

もし、理系大学生が、そのまま大学院に進むことを考えていたらちょっとだけ待ってほしい。

そして、理系大学院生って普段何してんの?と思ってる人もちょっと待ってほしい。

少しだけここで書こうと思う。

 

今の大学全体の風潮として、

理系の学部に入ったなら、院まで行ってストレートでも24で社会に出るのが当たり前という世の中になっている。僕も院まで行っているし、後輩たちも9割は院に進んでいる。

全体としては(僕の通っていた大学のデータ)7割の理系大学生が大学院という道を選択している。

 

まず、初めに誤解を招かないように、理系というものを理学系と工学系に分類する。

白衣を着るのが理学、着ないのが工学としよう。(実際はこれでは分類できないけど、イメージを持ちやすいようにこうします)

 

次にみんなが抱いている理系へのイメージ

・白衣

・童貞

・徹夜

・ぼさぼさの頭

・チャックシャツ

・アニオタ

童貞

・パソコンに詳しい

・理屈っぽい

・教授からの雑用のお願いが研究よりも多い

童貞魔法使い

・コミュ力が低い

・就職が楽

・パソコンの背景がアニメキャラ

 

こんな感じではないだろうか。いくつかは当てはまっている。ああ、そうだ。わかるわかる。

僕自身は工学系なので、さらに1つの研究室にしか所属していないからそこでの実態を書いていきたい。

 

1.研究室に入れば勝手にテーマを与えられて、勝手に道筋を決められて、いつの間にかできるようになっている。なんてことはまったくない。

所属していた研究室では、まず先生からの拘束力が圧倒的に小さかった。やることやっていれば何していたって良いし、いつ学校に来たって良い。というスタンスの元、各自の判断に任される。終わらなければ徹夜をすれば良いけど、僕はしたことがない。

何がわからないのか、何をしなければいけないのか、いつまでにやらなければいけないのかetc…

それは適宜先生と打ち合わせしながら研究を進めていく。その中で当然「○○のこのデータがうんたらかんたら」とは言われるけど、それは助言だ。ありがたいことだ。

 このやり方は本人の意思によるものが大きくて、成長の度合いは本人の問題になってくるのがわかるよね? え、わからない? そしたら院には行かない方が良い。アニメ見て2年間過ごすことになるよ。(それはそれでうらやましい…)

 

2.理系の大学に入って、院に進んだからと言って就職が楽になるわけではない

 なぜ理系(僕は工学系なので今回は工学に限る)の就職率が良いのか。単純にそれだけを言うならば、先生からの推薦が大量にあるから。就活せずに早い段階で決めれば先生からの推薦で面接1,2回すると内々定がもらえる。その場合、内々定を断ることは信頼関係の問題に繋がるから許されない。だめだったときも最終手段として先生からの推薦で就職する人もいます。

「そんなのずるいじゃん!」「自分の力で内定を掴まないと実力じゃない!!」

 ええ、その気持ちわかります。

 でも、その推薦で通るのもなかなか難しいのですよ。何人が推薦を取りたいと思いますか? 競争率を考えてください。たった一つの枠に対して、仲間と争わないといけないのです。

 では、本題へ。就職は楽になるわけではない。でも、理系が就職できる。これは1で話したように自分の力で成長することができた結果なのです。

考える力、解決する力。数年かけてそれを養って何度も失敗してやり直すということが自分の自信にも繋がりますからね。

 

3.理系の学生はコミュ力が高い

 これはけっこう勘違いされている気がします。

 言っておくけど、僕らは非常にコミュ力高いよ!だってそうしないと何も進まないもん!! 人と話せないで、研究室生活や共同研究なんてできるはずないじゃん!苦痛だよ苦痛!

 そうなんです。

 僕らはただ研究して、まとめて、レポート書いて、論文書いてで、終わりではないのです。それを発表したり、伝えたりしないといけないわけです。格好良い言い方をするとディスカッションするでしょうか。 

 話すことが主なのですね。

 僕の所属していた研究室では、普段教授2人に対して、15人ずつ別れた2つの研究室で成り立っています。そこでも飲み会はある。さらに月1回2,30人の学生と先生たち全員が参加する飲み会が開かれ、時々外部の人も来る。先生たちの記念事業の時は準備や懇親会の準備、参加あり。(本当に時々ね)

 さらにそれぞれ研究室以外に友達がいて、共同研究者がいて…という風に理系というのは話すことが非常に多い分野です。

 就活の面接って自分発表だよね? 今まで教室の後ろで授業を受けているふりをして、アルバイトしかしないで生きてきたやつと理系院生では、違うのは当たり前。発表ってのは相手に伝える力、納得させる力、理解させる力が必要です。これを養うには実戦しかないのですね。人前で話すことはこの3年間でかなり上達したんじゃないかと思いますが。

 コミュ力ついでに外見の話も。ぶっちゃけチェックシャツの割合はかなり多い笑

 2,30人集まれば、4人は同じようなチェックを見かけます。理系御用達のチェックシャツ専門ブランドでもあるんですかね。(あるなら教えてください)

 

 

 

3つ書きましたがどうでしょう。理系大学生は院に行こうか決めましたか?

ちなみに童貞の話ですが、大学時代に卒業できなければ、院では卒業はほぼ無理です。ご愁傷さま。でも、理系の人って知識が豊富で(偏ってるけど)コミュ力もあるしモテるんじゃないの?(笑いをこらえながら)

 是非とも学部卒業までに童貞を卒業したいところです。

 冗談です。

 

 

 なんだか、就職の話も重なって非常によくわからない内容になってしまった…。まだまだ構成力が足りませんね。精進します。

 とりあえず院に行けばどうにかなると思わないでほしいってことです。

 だって、2年無駄にするより、働いて金稼いだ方が良いじゃん。

 あとその2年で研究だけするのもかなりもったいない使い方だと思う。

 ただ、研究室生活は楽しい。

 毎月の飲み会はもちろん、ボーリング、フットサル(練習や大会)、BBQ、旅行としたりしたんで。

 

 

 どっちの選択も、選択で、それを自分で選んだかどうかが大事なこと。

 どうせどっち選んでも何かしらの後悔はするんだから。

 選ばされて後悔するより、選んで後悔したいよね。

 あ、また写真ない。

 

 雨風強いです。気をつけて。